東京都心タクシー 穏やかに安全に 楽しく効率的に

東京都心で営業するタクシードライバーのブログです。楽しく安全に仕事していくモチベーションを高める為に更新します。


2014/12から東京都心で営業するタクシードライバーです。JPN TAXI乗務で配車アプリはGO(非迎車専用)。目標は「11時半出庫で29時半までの18時間以内に帰庫」「1出番最低税込7万」「月間税込み90万」「感謝の気持ちを忘れない」「穏やかに安全に」「楽しく効率的に」この目標達成の為に自分が意識を高める為のブログです。

東京都心のタクシードライバーに転職し、安定した収入を得たいと考える方へ:当ブログの過去ログに高売上の乗務記録もありますが、ここまでに至るには非常に厳しいのが現実です。まずはカテゴリ:タクシードライバー転職希望者向け > タクシードライバーの厳しさをお読み頂くことををおすすめいたします。

売上を高めたい人は、流し方や、流し/付けのポイントを考えるのもいいですが、タクシー営業の時間効率を分析するExcelファイル で時間効率を分析し、改善していく方法がお勧めです。

距離と運賃の関係を計算したものを東京都特別区・武三地区の運賃目安で表にしてみました。

2016年04月

  • 4/30(土) 累計225乗務目
  • 税込売上:約53,000円
  • 税抜売上:約49,000円
  • 自己負担高速代:なし
  • 回数:33回
  • 走行距離:222km
  • 実車距離:108km
  • 実車率:48.6%
  • 出庫時間:8:00
  • ハンドル時間:15:36
  • 21:42時点売上(於四谷):27回 約35,000円(流し14付待11無線2)
  • 以降帰庫まで売上:6回 約18,000円(流し3付待3無線0)

連休2日目は予想通り、需要が圧倒的に低い供給過多状態で客の奪い合いといった感じでした。しかし想定内の状況だったので、疲れを残さず税込5万円できればOKと考えていたので満足です。

流しても乗せられない時間帯は、よく乗車申込みはあるけど誰も付けないポイントに付けたり、またあえて流れない乗り場につけて休憩するなど、体力の消耗を抑えつつ工夫して最低限の売上を確保する考えでいきました。

それでも低単価と客不足はどうにもならず青タンまでは35,000円で、青タンの厳しさを考えると4コロも覚悟していたところ、2,980-730-1,990-3,160-3,520-5,410円という6本で今日にしては悪くない結果となりました。

今後初乗り410円になる可能性もありますが、もしそうなったとしたら今日のような3ケタ売上が連続するような日は、ただでさえできない日に低単価連発で精神衛生上、非常によくない状態となることが想像されます。そうなると売上確保の為に運転が荒くなったり休憩時間が不足したりと、事故を増やす要因ともなりかねません。よって私は初乗り料金値下げには反対です。

今日の私の営業の場合、730円のお客様は10件でしたが、もし初乗り410円の料金体系を当てはめたとすると、そのうち7件前後は730円未満の運賃となったと思われますので、そうなると1,500円前後の売上を失うことになります。

また上記は、あくまで「現行の営業内容に新料金体系を当てはめて」のものですので、全タクシーが新料金体系を採用した場合はまた状況が変わってきます。確かに短距離需要が高まり実車率向上に寄与するかもしれません。しかし短距離客の需要が高まりすぎると、今まではそこそこの距離の客を乗せられたところを、短距離客に阻まれて売上が伸び悩むということも考えられます。

また、客が増えるということは、タクシー営業の売上に努力と工夫が入り込む余地が小さくなるのではという気もしております。何も考えずにただ走ってつけているだけの人と、効率を考えて研究している人との売上の差が少なくなることは、私にとってこの仕事の魅力を半減させるものと感じます。新料金になったらなったで、なるべく短距離客をお乗せしない技術も考えられるかもしれませんが(笑)

現行の料金体系と車両台数は、研究に研究を重ね努力した人がそれ相応の報酬を頂ける需給バランスと料金体系かと思いますので、今後も現在の状況が続いてくれることを私は願っております。


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  • 4/28(木) 累計224乗務目
  • 税込売上:約83,000円
  • 税抜売上:約77,000円
  • 自己負担高速代:980円
  • 回数:39回
  • 走行距離:315km
  • 実車距離:187km
  • 実車率:59.4%
  • 出庫時間:7:55
  • ハンドル時間:17:03
  • 22:01時点売上(於六本木):34回 約55,000円(流し24付待11無線1)
  • 以降帰庫まで売上:5回 約28,000円(流し2付待1無線2)

青タン前は雨で誰が営業しても売上があがるという状況でしたが、連休前日で渋滞が激しく苦労した場面もありました。休日前の雨という条件は、低単価+時間がかかる営業が多いと伸び悩みます。今日もお客様は多いのに2時間で6,000円しかできなかった時もありました。しかし午前中に営業所近辺から都心へのミドルと、丸の内から羽田を引いていた為青タン前は素晴らしい結果となりました。

青タン後は客が多かったので、自腹高速を2回も使った割には伸びなかったなという感じですが、最終的に結果がよかったので満足です。青タン入ってすぐ9,000円台の高速仕事、その後戻ろうとしたらローカルな無線で3,300円、15分休憩の後今度こそ戻って1,090円で赤坂まで行ったので熱いポイントを流すといつもは多数の空車タクシーは殆どいない! すぐのご乗車は何と下道で9,500円の距離!

正直、青タン後で客が多い時に下道ロングはあまり有難みがありません。片道1時間かかった上に距離が消費されてしまいますから。今日は戻りで高速を使えましたが、練馬の環八を超えた先なんかだと高速も無くて時間効率的に残念ですね。

最後は自腹高速で降りるとすぐに無線で期待するも4,700円の仕事で、時間は充分にあったものの距離が危なくなってきたので営業終了しました。この時の自腹高速代は620円、売上換算で1,000円ぐらいとなりますので、この仕事は実質3,700円の価値ということになります。

これは自腹高速を使わずに最寄りの営業ポイントで2~3回営業すれば軽く超える金額な上に、そうすれば距離オーバーの確率も低まっていたのでこっちの方がよかったのかな? と思います。今後は同様の状況があれば戻らない選択肢もあることが分かりましたので、よい経験となりました。


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丸の内の新東京ビルの北側は客数がが多いので付け待ちポイントになっています。私も好きでよく付けますが、先の交差点2か所はいずれも右折もUターンもできません。昨日も付けていたところ、乗車申込みが「前の車について行って、東京駅方面」ということで、前の車は左折⇒左折⇒左折と行ったので丸の内口かなと思ったところ、右折で鍛冶橋通りに出て八重洲口に進行しました。思った通り鍛冶橋交差点の左折で詰まり、他も信号待ちが多かったので12分で1,000円の運賃となりました。

距離的に一番短いのは、真っ直ぐ突き当りまで行って二重橋前交差点をUターンでしょう。もうひとつは左折⇒左折⇒フォーラムの南を通って外堀通りまで出るのもよさそうです。新東京ビル前は付け待ち車両がいないこともあり、流しでご乗車の可能性も高いので覚えておくといいかもしれません。


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  • 4/26(火) 累計223乗務目
  • 税込売上:約77,000円
  • 税抜売上:約72,000円
  • 自己負担高速代:なし
  • 回数:36回
  • 走行距離:294km
  • 実車距離:172km
  • 実車率:58.5%
  • 出庫時間:7:55
  • ハンドル時間:16:52
  • 21:56時点売上(於新宿):30回 約50,000円(流し12付待15無線3)
  • 以降帰庫まで売上:6回 約27,000円(流し4付待2無線0)

コツコツ行った先で付け待ちで繋げ、ミドル以上は無いものの低単価仕事が少なめだったので青タン前までよい感じ、青タン後は高速で9,000台が2発、下道で6,000円弱が1発で楽な日でした。給料日後ということで、そこそこの距離を使ってくれる客に出会う確率が高まった為か、よい仕事を3発を引けたのでしょう。ただ、連休前だからか、夜の客数は多くはありませんでした。

青タン時、どうしても疲れて眠くなってしまい25分程寝てしまいましたが、それでも今日のようにできる日はできるので、眠くなったら無理せず休憩しなくてはならないと強く思いました。最初は10分ほど小休止のつもりが25分寝たということは相当疲労していたということなので、そんな状態で営業したら、判断力も鈍ってベストな営業ができない可能性も高い上、何より重大事故を起こす確率が飛躍的に高まるでしょうから。

最後は自腹高速を使えばもう1回チャンスはありましたが、客数も少なくなってきてすぐには乗せらそうにはなく、やっと乗せても帰庫オーバーの確率が高まる上、勝負すると大抵負けるし(笑)、数字的にも満足になったので一般道でゆっくり帰りました。


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帝国ホテルパレスホテル丸紅本社前乗り場に付け待ちをするには出方を知らないとお客様に迷惑をかけます。

帝国ホテルは右折出庫できないので、神田橋方面に行きたいのに左折で日比谷通りに出るとその先の内幸町交差点は8時~20時はUターンできませんし、右折右折で祝田橋からは迂回になります。よって神田橋方面に出るにはどうするか? 新人時代は悩みましたが、日比谷通りに出ずにホテル構内を一周すればOKです。

パレスホテルは内堀通りに出ずに、出口近くの地下駐車場に入り「永代通り方面」に従い出ると永代通りに出ます。永代通りを左折して竹橋方面は勿論のこと、道幅が広いですが右折も可能なので永代通り東向きにも行けます。

丸紅乗り場から竹橋方面に行くには、すぐに左折して敷地内を通過して行きます。ところで、丸紅乗り場から山王下交差点への乗車申込みで、祝田橋~六本木通りで行こうとしたところ竹橋方面から千鳥ヶ淵経由でとの指示を頂いたことがありました。距離的には竹橋~千鳥ヶ淵回りは4km、祝田橋回りは3.7kmでしたが、祝田橋方面が混雑している場合はいいかもしれないと思います。


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  • 4/23(土) 累計222乗務目
  • 税込売上:約62,000円
  • 税抜売上:約58,000円
  • 自己負担高速代:なし
  • 回数:32回
  • 走行距離:267km
  • 実車距離:134km
  • 実車率:50.2%
  • 出庫時間:7:55
  • ハンドル時間:16:35
  • 21:50時点売上(於渋谷):22回 約37,000円(流し8付待10無線4)
  • 以降帰庫まで売上:10回 約25,000円(流し5付待5無線0)

読みが外れ無駄走り含む空車1時間10分、また空車38分、というのがあり、街の状況を見極めての適切な営業ができていないと感じました。ビジネス需要も殆ど無く、タクシーの稼働も平日より少ないながらも、日曜日よりは空車が多い状況で難しいのが土曜日の日中の営業ですが、できる人はいつも通り1時間4,000円前後はやっているようですから。

今日は青タンまでに休憩を除くと1時間3,000円しかできず、土曜日でも安定して1時間3,500円(青タンまでに42,000位)できればいいとは思うものの確実にやるのは難しいと思いました。高速仕事のミドル~ロングがあったり、うまく繋げていけば充分可能ですが今日はいずれも無かったです。

青タンも空車が多く難しいながら1,000~2,000円の客をコツコツ乗せられた上に高速仕事9,000円があってようやく税込6万でほっと一息、数字だけ見ると大したことはありませんが込み5コロを免れた安堵感がありました。


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首都高速川口線の鹿浜橋出口加賀出口新郷出口安行出口新井宿出口東北道方面へは、5号池袋線と6号向島線どちらからでも行けるので乗務員を悩ませるところです。前々から疑問だったこの点をすっきりさせる為に、料金・ルート・交通情報 | ドラぷらで距離を調べてみました。ちなみに下記の料金計算の「197.5」について、通常238mで80円のところ、2割増しになると237/1.2=197.5mで80円と計算したことによります。

高樹町入口、霞が関入口を使用した場合

  • 高樹町入口~都心環状線外回り5号池袋線~中央環状線外回り~川口線~東北道 浦和IC:38.1km
  • 高樹町入口~都心環状線外回り6号向島線~中央環状線内回り~川口線~東北道 浦和IC:41km

差は2.9kmなので、青タン以降の場合料金にして(2,900m/197.5×80)から遠距離1割引きとなり1,040円程の違いとなるので、もし5号池袋線が渋滞、6号向島線がスムーズだった場合お客様の希望があれば6号向島線での進行もありかなと思いますが基本的には5号池袋線回りとなります。

1号羽田線から来た場合

  • 芝浦入口~都心環状線内回り6号向島線~中央環状線内回り~川口線~東北道 浦和IC:38.9km
  • 芝浦入口~都心環状線内回り~KK線~八重洲線~環状線内回り~5号池袋線~中央環状線外回り~川口線~東北道 浦和IC:39.4km
  • 芝浦入口~都心環状線外回り5号池袋線~中央環状線外回り~川口線~東北道 浦和IC:41.6km

環状線内回りを使う場合の2パターンの差は500mで青タン以降の場合は料金にして(500m/197.5×80)から遠距離1割引きとなり160円程の違いにしかなりませんので、渋滞状況を見て進行するのがよさそうです。環状線外回り~池袋線は使うことはないかなと思います。

銀座入口、宝町入口を使用した場合

  • 銀座入口~都心環状線内回り6号向島線~中央環状線内回り~川口線~東北道 浦和IC:35km
  • 銀座入口~都心環状線内回り5号池袋線~中央環状線外回り~川口線~東北道 浦和IC:35.9km

差は900mで青タン以降の場合は料金にして(900m/197.5×80)から距離1割引きとなり320円程の違いとなりますので、渋滞状況を見てお客様と相談の上進行が適切でしょう。

土橋入口を使用した場合

  • 土橋入口~KK線~八重洲線~都心環状線内回り5号池袋線~中央環状線外回り~川口線~東北道 浦和IC:35.7km
  • 土橋入口~KK線~都心環状線内回り6号向島線~中央環状線内回り~川口線~東北道 浦和IC:35.9km

差はほぼ無いと言えるので、例えば銀座乗り場から入る場合、乗り場で並んでいる時に渋滞状況を見て、川口線方面の乗車申込みを受けた時に「高速のルートは2通りありますが距離はほぼ同じですので、渋滞の無い〇〇から進行いたします」とでもすればいいのかなと思います。

芝公園入口を使用した場合

  • 芝公園内回り入口~都心環状線内回り6号向島線~中央環状線内回り~川口線~東北道 浦和IC:38.4km(グーグルマップでは36.7km)
  • 芝公園内回り入口~都心環状線内回り~KK線~八重洲線~環状線内回り~5号池袋線~中央環状線外回り~川口線~東北道 浦和IC:38.9km(グーグルマップでは36.8km)
  • 芝公園外回り入口~都心環状線外回り5号池袋線~中央環状線外回り~川口線~東北道 浦和IC:38.7km(グーグルマップでは35.9km)

内回り入り口からの2パターンと、外回り入り口を使った場合の距離には殆ど差がありません。よって内回りと外回りの入り口は離れていることから最寄りの入り口から入り、内回り入口から入った場合は渋滞状況により6号線回りかKK線~八重洲線~5号線かを選択するのが良いでしょう。距離に関しては、料金・ルート・交通情報 | ドラぷらでは内回り入り口か外回り入り口か指定できず曖昧かなと思いましたので念の為グーグルマップでも測定してみました。

表参道交差点からの場合

  • 日本青年館前~外苑入口~都心環状線外回り5号池袋線~中央環状線外回り~川口線~東北道 浦和IC:グーグルマップで36.6km
  • 根津美術館~南青山6~高樹町入口~都心環状線外回り5号池袋線~中央環状線外回り~川口線~東北道 浦和IC:グーグルマップで37.1km
  • 富ヶ谷交差点左折~東大裏交差点Uターン~富ヶ谷入口~中央環状線外回り~川口線~東北道 浦和IC:グーグルマップで35km

青タンの営業を246沿いで行う人は覚えておくといいと思います。渋滞を考慮しない場合、青山1交差点や青山2交差点近辺だと外苑入口、車の向きにもよりますが表参道交差点付近だと富ヶ谷入口、西麻布近辺だと高樹町入口が適切かもしれません。

渋谷駅、恵比寿駅、目黒駅近辺からの場合

都心環状線周りは大幅迂回となりますので、基本的に中央環状線 富ヶ谷入口からで、目黒駅近辺から急ぎの場合は五反田入口もありえるでしょう。


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  • 4/21(木) 累計221乗務目
  • 税込売上:約77,000円
  • 税抜売上:約72,000円
  • 自己負担高速代:なし
  • 回数:46回
  • 走行距離:275km
  • 実車距離:164km
  • 実車率:59.6%
  • 出庫時間:8:00
  • ハンドル時間:17:43
  • 21:54時点売上(於銀座):37回 約52,000円(流し26付待9無線2)
  • 以降帰庫まで売上:9回 約25,000円(流し3付待4無線2)

木曜日とは言え、前回の火曜日の閑散っぷりから青タンにそんなに期待はできないと思い、また夕方~夜は雨の予報とのことで、今日も青タン前重視となりました。それが功を奏し、高単価は無いものの雨の恩恵を受け回数を重ね青タン前で5万円超えとなりました。

青タンは30分弱の休憩を挟んだ上に大当たりも無い状況でしたが、それでもそこそこの数字となり満足です。ノー高速ノー万収で46回税込77,000、ハンドル時間17:43とまさに体力を使っての売上となりました。


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首都高速横羽線方面は分岐が多く複雑なので失敗すると大迂回、高額自腹、苦情の可能性もあるのでよく勉強しておかないといけないところです。特に夜の銀座を営業したい人は必須項目と言えるでしょう。ナビを使ってもいいですが、インターまでぐらいはスムーズに進行した方がスマートですからね。ここで以前から気になっていたことを調べてみました。

湾岸線の場合

都心環状線から湾岸線の磯子IC杉田IC幸浦IC(八景島)と言われた場合、1号横羽線を使っても、台場線経由の湾岸線を使っても行けますので、両者の距離をグーグルマップで比較してみました。ちなみに両者の高速料金は同じでしたので考慮不要です。

環状線外回り銀座入口~湾岸線幸浦出口までの距離を計算すると、横羽線⇒生麦JCT⇒大黒線⇒湾岸線が45.9km、台場線⇒湾岸線が50.4kmとなり4.5kmの差となりましたので、基本的には横羽線⇒生麦JCT⇒大黒線となるでしょう。

横羽線⇒生麦JCT⇒大黒線は2016年4月20日現在、工事の為しばしば夜間通行止めとなっていますが、その場合は先の金港JCTを横浜公園方向⇒石川町JCTで進行すれば湾岸線に入ることができます。迂回とはなりますがそれでも台場線⇒湾岸線を使うよりも微妙に距離は短く(50.2km)焦る必要はありません。

よってお客様がお任せでと言われた場合は横羽線を使い、「湾岸線で」と言われた場合は、ちょっと面倒ですが「大黒ふ頭方面が通行止めでなければ横羽線の方が1,500円程安くなりますし、もし通行止めでもほぼ同じ金額となりますが如何いたしますか? お調べして通行止めなら、同等の金額で快適な湾岸線から行きましょうか?」とするのが適切かなと思います。

しかしチケット利用などで、例え4.5kmで1,600円程高い料金を払っても(青タンの場合4,500m/197.5×80から遠距離1割引き)路面が良くて揺れの少ない湾岸線で帰りたいという人もいるでしょうから確認は必須ですね。チケット客の場合「湾岸線で」と言われたら上記の対応はせずにそのまま湾岸線でいいかもしれません。

あと、絶対に注意しなくてはならないのは、本牧ふ頭ICまで、横羽線⇒生麦JCT⇒大黒線⇒湾岸線で進行しようとして大黒線が通行止めだった場合。金港JCT⇒本牧JCTからうっかり湾岸線に出てしまうと本牧ICでは出られず終了! 苦情あるいは高額自腹となるのは必至なので手前の新山下出口で降りましょう!

狩場線の場合

狩場線の花の木IC永田ICの場合はどうでしょうか。グーグルマップで環状線外回り銀座入口~永田出口までを計算したところ、横羽線⇒金港JCT⇒石川町JCT⇒狩場線の場合38.2km、横羽線⇒生麦JCT⇒大黒線⇒大黒JCT⇒湾岸線⇒本牧JCT⇒狩場線の場合39kmでした。高速料金・ルート検索 | 料金・ルート・交通情報 | ドラぷらで同様に検索すると料金は同じで前者が41.2kmで後者が41.2kmで100mしか変わりませんので、前者で間違いないかと思います。

横浜横須賀道路の場合

まずは別所IC日野IC港南台ICまでの場合です。これは距離的に金港JCT⇒三ツ沢線⇒保土ヶ谷IC⇒横浜新道⇒新保土ヶ谷IC⇒横浜横須賀道路のルートしかありません。金港JCTの案内標識では、横横道路(横浜横須賀道路)方面は、石川町JCTから狩場線方面へと案内がされていますがこれは銀座~港南台の場合、石川町JCT回りの方が高速料金が230円安いのでこうなっていると思われます。自家用車では高速料金優先となりますが、タクシーに限り大幅な迂回になりますので無視しましょう。

次に滅多に無いですが朝比奈IC以南まで行く場合を考えてみました。高速料金・ルート検索 | 料金・ルート・交通情報 | ドラぷらで検索すると、環状線外回り銀座入口~逗子出口までの距離は、生麦JCT⇒大黒線⇒大黒JCT⇒湾岸線⇒釜利谷JCTの場合59.9kmで1,770円、金港JCT⇒三ツ沢線⇒保土ヶ谷IC⇒横浜新道⇒新保土ヶ谷IC⇒横浜横須賀道路の場合58.5kmで2,230円でした。距離の違いは1.4kmとなり運賃は2割増し時で540円後者が安く、高速料金は前者が560円安い。結果両者ほぼ同料金となりましたので、大黒線が通行止めでなければ、お客様の好みをお聞きしお任せとなった場合、メーター料金の上がる湾岸線回りが乗務員としては得ですね。ちなみに金港JCT⇒石川町JCT⇒狩場線⇒狩場JCT⇒横浜横須賀道路の場合62.6kmで2,000円でした。


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  • 4/19(火) 累計220乗務目
  • 税込売上:約69,000円
  • 税抜売上:約64,000円
  • 自己負担高速代:なし
  • 回数:31回
  • 走行距離:279km
  • 実車距離:159km
  • 実車率:57%
  • 出庫時間:7:55
  • ハンドル時間:17:10
  • 21:33時点売上(於三宿):約51,000円(流し13付待14無線1)
  • 以降帰庫まで売上:約18,000円(流し1付待1無線1)

今日は青タン以降絶対に暇だと思い、いつも以上に青タン前重視としました。休憩も少なめに頑張りましたがいつも通りぐらいしか売上が行かないなと思いつつ、銀座並木通りにお送り⇒20:26にすぐ乗車は三ツ沢までの万収でした。乗禁前の銀座の20時台なんて混んでるだけで乗せられる確率低いのにみんなよくやるな、やるなら乗禁直前ギリギリぐらいだろうと思っていましたが、こういうのを経験してしまうとやめられなくなるのかもしれません(笑)

青タンは全て下道の5,550-2,980-9,410の約18,000円という3本しかやっていません。休憩時間不足だったので最後ダメ元でロングが出そうなところに休憩を兼ねた付け待ちで離脱、その後付け待ち場所を見ながら流すも付けるところが無い状態で結局ご乗車なしで何と25時以降は売上ゼロという、最後が何ともスッキリしない結果となりました。

休憩不足で最後息切れした為に、最後の営業方法で判断ミスをしたとも取れますし、青タン前を重視して、青タンが暇な日にそこそこの数字を残せてうまくいったとも取れます。タクシーの営業に正解は無いので、毎回反省をして次により確率の高い営業方法を行えるようにするのみですね。


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歩行者天国などで通行止めとなる箇所をまとめてみました。いつもの調子で走ると入れなかった為に迂回走行につながるので注意が必要です。

道路標識には「休日」と表記されておりますが、「祝日」「1月1日」と考えれば大丈夫でしょう。(稀に皇室慶弔行事に伴う休日が制定されることもあるようです)

  • 銀座 中央通り 銀座8丁目交差点~銀座通り口交差点:土日休の4-9月は12:00~18:00、10-3月は12:00~17:00(雨天でも実施、晴海通り・御門通り・新京橋交差点~外堀通りは通行可)
  • 内堀通り 祝田橋交差点~平川門交差点:日曜の10:00~16:00(悪天候時除く、自転車のみ通行可で歩行者も通行禁止)
  • 丸の内仲通り 帝国劇場南~行幸通り間:土日休の11:00~17:00、平日の11:00~15:00(東西に抜ける通りは通行可)
  • 秋葉原 中央通り 万世橋交差点~外神田5丁目交差点:日曜の4-9月は12:00~18:00、10-3月は12:00~17:00(雨天中止)
  • 早稲田通り 九段中学校交差点~神楽坂上交差点:12:00~13:00、神楽坂下交差点~東京メトロ神楽坂駅東側入口の交差点:日休の12:00~19:00
  • 神宮外苑 青山2交差点先~一方通行の外周:日休の12:00~17:00
  • 茶沢通り 246沿い~代沢十字路から南に200mの交差点:日休の13:00~17:00

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  • 4/17(日) 累計219乗務目
  • 税込売上:約65,000円
  • 税抜売上:約60,000円
  • 自己負担高速代:なし
  • 回数:38回
  • 走行距離:287km
  • 実車距離:145km
  • 実車率:50.5%
  • 出庫時間:8:00
  • ハンドル時間:16:40
  • 22:10時点売上(於羽田空港):約51,000円(流し13付待10無線5)
  • 以降帰庫まで売上:約14,000円(流し6付待3無線1)

日中2時間程の暴風と豪雨の時以外は需要の少なめな日曜日かなという感じでした。青タンまでの売上も「今日は5万は無理、45,000円超えるだけよしとするか」と思っていたら某ホテルより羽田国際が出て後の展開が楽になったかと思いましたが…

青タンはやはり日曜日の夜、ボロボロでした。付け待ちポイントも外れて痛恨の離脱も2回ありましたし、単価が安い! 1,990-1,360-730-730-910-1,450-730-730-3,250-1,770という10回で約14,000の単価約1,400円でした。

それでも日曜日に税抜6万、よくできた方だと思います。今月度はゴールデンウィークもあり、私の実力では先月度のように7万円以上を連発することは難しいと思うのでガツガツやらずに無事故最優先でやろうと思っています。


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タクシードライバーに転職して乗り越えるべき壁は、タクシードライバーへ転職をお考えの方へ、運転が得意でないと厳しいですよ に書いたような都内の混沌とした道路での運転だけではありません。特に新人時代は「新人ですので道のご案内をお願いできますでしょうか」と乗客に道案内をお願いすることが多いと思いますが、そうなると、何でもない乗客がモンスター客へと豹変することも多くなってきます。

私が遭遇した例を紹介すると…

1.「新人なので道のご案内をお願いできますでしょうか」と声掛けしたところ、急いでいるのでナビに入れてと言われたので、ナビ通りに進行することを了承して頂くも、非常に混雑したルートが選択され、それに対して非常にお怒りになりました。何とか落ち着いて最もすいてそうなルートを探すも、またまた非常に混雑したルートを選択してしまい、いつもより20分ほど遅れて到着となってしまいました。結局いつも通りの料金(2,600円程)を大幅に超える4,150円がメーター料金となりましたが、一銭も頂かず降車頂きました。

2.やはり道の案内をお願いすると「いいから早く出せよ!」では何とか地図で調べながら進行いたしますと言うと「高速で行ってくれ」とのこと、高速入口が分からないのでナビを使わせて頂いて宜しいでしょうかと言うと「何でもいいから早くしろよ!」という感じの攻撃的口調で言われました。

3.無線で呼ばれやはり道の案内をお願いすると「お前プロだろ? こっちは寝たいのに何で道の案内させるんだよ」という感じで、営業所近くから都心までの高速利用でしたが、高速で寝ていた以外は殆どの時間罵倒され続けました。「お前のようなやつは何をやっても成功しない」等と人格を否定されるような内容もあり、人によってはタクシードライバーとして再起不能となってもおかしくないものでした。

最近はこういったモンスター客には遭遇しておりませんが、都心の経路なら大体理解してきた為、こういう乗客を乗せたとしてもスムーズに進行したことによりモンスターに豹変することが無いだけなのでしょう。

人格を否定されるような発言をされると、特に中高年の方で、社会的にそれなりの地位について部下を率いて仕事をしてきたような方にとっては、非常に苦痛となるかもしれません。タクシードライバーとして成功するには、上記のような事例に遭遇しても「1回乗せたらもう2度と会うことはないんだから」と割り切って、文句を言われてもじっと耐える精神力をもってこの試練を耐えなければなりません。勿論何でも耐え忍ばなければならないということはなく、度を越した罵倒や暴力は運送を即停止、警察に駆け込むことも必要でしょう。


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昨日実際にあった乗車申込みです。私は山手通り~駒沢通りで行きましたが、帰宅のお客様で「いつも行きは西麻布方面から行っている」と言われたので、もしかして白金トンネルから西麻布経由が近い? と疑問に感じたので、グーグルマップで距離を測定してみたところ下記の結果となりました。

  • 目黒通り~白金トンネル~西麻布:6.3km
  • 目黒通り~山手通り~駒沢通り:5.8km
  • 目黒通り~山手通り~目黒清掃工場信号右折→恵比寿駅西口~駒沢通り:5.3km

あまり営業しないエリアなので、恵比寿西口を通るルートは忘れていました(汗)500mも違うとは! という感じです。今回は午後9時で山手通りをそのまま真っ直ぐ行ってスムーズでしたが、それでも恵比寿西口から行った方が90円か180円は安くなると思いますので、青山方面に抜けるには必須ルートと言えるでしょう。白金トンネルはスムーズなものの距離が長いですね。

なお、逆方向から行く時は、恵比寿西口から行くと一方通行で進行できない為、恵比寿南信号の1本先を左折となります。(恵比寿南信号左折より信号が少ない)


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  • 4/14(木) 累計218乗務目
  • 税込売上:約93,000円
  • 税抜売上:約86,000円
  • 自己負担高速代:なし
  • 回数:33回
  • 走行距離:362km
  • 実車距離:233km
  • 実車率:64.4%
  • 出庫時間:7:55
  • ハンドル時間:16:30
  • 22:03時点売上(於青山墓地):約55,000円(流し13付待13無線2)
  • 以降帰庫まで売上:約38,000円(流し3付待2)

青タンまでの売上が絶好調で今日も5万越え、こうなると後の展開が非常に楽になります。余程の低単価祭りにならなければ、例え当たりが無くても税込7万円になりますから。私は青タンで焦りたくはなく、それまでに頑張ってしまうので青タンは集中力が切れてしまっていることも多いですが、それでも売上を一定に保つには青タン前にしっかり営業した方がいいと思っています。青タン前はのんびり、青タンで一発逆転を狙ってやっていると、4万の日があったり7万の日があったり売上が凸凹してしまい結局平均売上を押し下げてしまいます。

今日は今月度締日、待望の超ロングを引いて最高の形で終われました。同営業所の人やタクドラブロガーの記事を見ていると、頑張って売上を追っている人ほど今月度は当たりに恵まれてよい結果で終わっている方が多いように見受けられます。

この仕事は短期的に見ると運が作用しますが、長期的には、売上が伸びる確率が最も高い行動を行なえるよう努力している人が最も稼げると言えるでしょう。よって今は稼げなくとも、できる人からアドバイスを貰ったり他タクドラブログを見たりして、実際に売上を高める為の行動をしている人は必ず伸びると思いますので諦めないで取り組んで下さい。


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